阪神藤川球児、投球中に腰の張りでイニング途中降板

練習試合・阪神対広島 5回表広島1死一塁、藤川球児は打者・堂林に投じた直後、腰に手をやり顔をゆがめる(撮影・上山淳一)

<練習試合:阪神10-3広島>◇3日◇甲子園

阪神藤川球児投手(39)が、腰の張りでイニング途中で降板した。

先発ガンケルの後を受け、5回に登板。先頭の西川に左前打を打たれ、続くメヒアにフルカウントから147キロ直球を完璧に左翼スタンド中段に運ばれた。さらに長野に左前打を許した。会沢は空振り三振に打ち取るも、続く堂林への4球目を投げ終わったあと、ベンチから福原投手コーチとトレーナーが出てマウンドへ。藤川は2人に付き添われて藤川はベンチに下がり、矢野監督が飯田への交代を告げた。

藤川を襲ったアクシデントは、腰の張り。投球中に張りを感じたため、大事を取って降板した。4日以降は、当日の状態を見て決める。