ソフトバンク千賀が初実戦で30球、最速157キロ

オリックス対ソフトバンク オリックス戦に先発するソフトバンク千賀(撮影・前田充)

<2軍練習試合:オリックス5-5ソフトバンク>◇7日◇オセアンBS

右上腕部の張りなどで出遅れていたソフトバンク千賀滉大投手(27)が、今季初実戦のマウンドに立った。昨年10月日本シリーズ巨人戦以来の登板は、1回1/3を投げ1失点(自責0)だった。最速は157キロを計測した。

初回は先頭から2者連続で四球を出すも、後続を打ち取り無失点。2回は先頭の白崎に死球のあと山足に安打され、1死を取ったところで予定の球数30球となり降板した。「久しぶりのバッターということもありますし、今やっているフォームの見直しの部分をしっかり出せたらなと思っていた。まだまだ出来が悪いですけど。まず肩肘が大丈夫なのが一番かなと思います」と振り返った。

今後については体の状態を見ながらトレーナーらと相談して決めていく。「目標に合わせてしょうもないピッチングで(1軍に)帰っても邪魔ですし、しっかりいい球放れる準備をして上がれる方が大事かなと思います。焦って戻ってすぐいなくなるよりは、しっかり最後までいれるように」と焦らずに調整していくつもりだ。

千賀の投球結果

<1回>

西浦 四球

西村 四球

大下 投犠

松井佑 一邪飛

宗 遊ゴロ

<2回>

白崎 死球

山足 右前打

フェリペ 投ゴロ(バントを三塁封殺)