<2軍練習試合:中日1-7阪神>◇9日◇ナゴヤ球場
阪神大山悠輔内野手が2軍練習試合の中日戦(ナゴヤ球場)に3番左翼で先発し、3打数3安打3打点と気を吐いた。初回無死一、二塁で福谷から左翼へ2点二塁打を放つと、3回1死二塁は右前へ適時打。「出るからには結果を残さないと」。5回の第3打席も左翼線二塁打を放ち、猛打賞を決めた。
打席数の確保を主目的に2軍に出場。「こういう出場機会をもらっているので、しっかりやることをやらないと」と語気を強めた。現在はマルテの開幕サードが濃厚だが、逆転でのスタメン奪取は諦めていない。
結果を伝え聞いた矢野監督も「悔しさもあるし、がむしゃらさもある。悠輔にとって結果的にいい時間になると思う」とうなずいた。この日は18年8月19日以来、660日ぶりに左翼で先発。守備機会は1度だったが、クッションボールにも無難に処理した。11日まで2軍に同行し、左翼で先発する予定。「頑張ります」。目の色を変え、アピールを続ける。【只松憲】
◆今季の大山 昨季はプロ3年目で初の開幕4番を務めたが、不調で8月にマルテと交代。本塁打と打点でキャリアハイの成績を残したものの、不完全燃焼に終わった。今季は2年目のマルテ、新助っ人ボーアらの加入で定位置争いが激化。2月29日のソフトバンク戦で2打席連続本塁打を放つなど、オープン戦では打率3割7分8厘で首位打者の活躍を見せた。だが、新型コロナの影響で開幕が延期され、再開後の練習試合ではマルテが安定した守備を見せるなど存在感を発揮。大山は調子を落とし、打席数確保のため2軍戦に出場。外野を守るなど復調のきっかけを探っている。