広島1位森下、猛省の4回9失点「先頭打者は課題」

ソフトバンク対広島 4回9失点の広島先発の森下(左)(撮影・加藤孝規)

<練習試合:ソフトバンク9-3広島>◇14日◇ペイペイドーム

広島ドラフト1位の森下暢仁投手(22)が、最後の練習試合を4回9失点で終えた。

前回5回途中6失点の7日オリックス戦に続き、3年連続日本一のソフトバンク相手に大量失点。並の新人ならショックを隠しきれない結果だが「考えすぎず、割り切って投げようと思う。これ以上悪くならないようにしたい。収穫はあった。強い球は投げられた」と力強く前を向いた。

立ち上がりに失点を重ねた。150キロ超を連発したが、甘く入った球を痛打された。1回先頭から連続長短打を浴び、1死満塁から上林に二塁強襲の2点二塁打。続く松田宣にも中前適時打を浴びた。厳しい判定もあり、1回から38球を要して4点を失った。

2回は2死から主砲柳田へ執拗(しつよう)に内角球を続け、最後は外角高め152キロで空を切らせた。1回裏終了時にベンチで「(打者が)簡単に踏み込んでいるから工夫しながらやっていかないといけない」と助言されたことをすぐに実行。2回、3回と3者凡退に切った。しかし、4回は4安打に3失策が絡んで5失点。大量失点した回はいずれも先頭打者の出塁を許しただけに「先頭打者は課題です」と猛省した。

4回109球の最終登板。だが佐々岡監督は「あれだけの球を投げているのだから、修正して次は本番。1年目として成長して欲しい」と信頼は変わらない。開幕3戦目の敵地DeNA戦の先発が濃厚。森下も「ここまでやってきたことを出してスタートで勝てるようにしたい」と下を向くことはなかった。【前原淳】