ソフトバンクが「暑さ対策」で開幕ダッシュに全力を注ぐ。工藤公康監督(57)の要望で16日のペイペイドームでの全体練習は屋根を開けて行った。ロッテを本拠地に迎える開幕3連戦後、西武6連戦は蒸し暑いメットライフドーム。少しでも暑さに慣れるため日差しをタップリ浴び、屋根を閉めてのシート打撃も含めて約5時間。ミニキャンプのような調整で汗を流した。
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ペイペイドームに暑い日差しが降り注いだ。開幕を3日後に控えた全体練習は屋根を開けて行った。時折、涼しい風が舞い込んできたが、グラウンドにいる選手には梅雨の合間の「夏の日差し」が入り込んだ。工藤監督が、そのわけを説明した。
工藤監督 開幕カードの後は、メットライフの6連戦。梅雨に入って蒸し暑さもあり、その対策です。少しでも暑いところで動いた方がいいと思い球団にお願いしました。
熱中症対策としてよく言われるのが体温調節。体がしっかり対応できないと、体調を壊す恐れがある。新型コロナウイルス感染防止の影響で外出することも少なく、これまで空調の効いたドームで練習することが多かった。19日開幕のロッテ3連戦はペイペイドームだが、その後には早くも昨年リーグ覇者の西武との6連戦。選手のコンディションが下がることがあってはいけないという思いがあった。
工藤監督 屋根を閉めたら(湿度が高くて)ムッとしたが、その中でシート打撃ができて良かった。
午前10時から午後2時まで、屋根を開けた状態でシートノック、投内連係、打撃練習を行い、その後に屋根を閉めてシート打撃を行った。日差しを受けるだけでなく、屋根を閉めて湿度の高さも体感させた。昼食タイムを挟んでの約5時間。タップリと時間をかけ選手に汗をかいてもらった。
開幕まで3日。工藤監督の描く開幕ダッシュは、西武6連戦が勝負となる。相手だけでなく天候にも負けない体でスタートダッシュを決めるつもりだ。【浦田由紀夫】