「もちろん俺の責任」/矢野監督

巨人対阪神 7回裏、西勇に代え2番手で岩崎を告げる矢野監督、左はベンチへ戻る梅野(撮影・加藤哉)

<巨人3-2阪神>◇19日◇東京ドーム

開幕戦で勝利の方程式での逃げ切りに失敗した。阪神矢野燿大監督のコメント。

1点リードの7回、先発の西勇から岩崎にスイッチしたが逆転2ランを喫した。

「うちの形としてそういう形でいこうと。それだけで決めているわけじゃないけど、総合的に決めた中での判断。もちろん日程的に(厳しいことも考慮して)っていうのはゼロではないけど。西の飛ばしてる、いろいろ疲れてるっていうなかで俺が下した決断。もちろん俺の責任」

打たれた岩崎について。

「ファームは見に行っていたし、そのボールを見ても今までの優とそんなに変わりない、俺の中ではそう見えていた」

宿敵巨人に節目の6000勝を献上したが、戦いは始まったばかり。

「みんなしっかりやってくれた。俺の責任。勝負分けたと言うだけで。みんなやり切ってくれた。開幕としては悔しい結果になったけど、自分たちの野球をするのは、みんな気持ちと姿勢を見せてくれた。だからこそ悔しい」