テレビ神奈川吉井アナ、ベイ党の心に寄り添う

DeNA対広島 5回表広島1死、今永は田中広に三塁打を許し悔しがる(撮影・山崎安昭)

<ミライボール革命>

プロ野球開幕を放送席から実況アナウンサーが伝えた。無観客開催を強いられる今、野球中継の使命は例年以上に増す。歓声もなければ鳴り物もない異例の開幕戦。各局のアナウンサーが、思い思いのフレーズで2020年、プロ野球開幕を告げた。

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テレビ神奈川吉井祥博アナウンサー(55)は自粛期間中もベイ党の心と寄り添った。4月28日から「プレイバック熱烈LIVE」を放送。「心底楽しんでいただく時間にします。テレビの前においしいお酒、おつまみをしっかりと用意してご覧になってください」と昨季開幕戦から始まる16試合のプレーバックが開幕した。負け試合は14戦目に放送した16年三浦大輔引退試合のみで、SNS上では「球団新記録13連勝」のワードが躍った。「球場に来ていなくても、これだけ野球を見たい、応援したいと思っている人たちがいると知れた。この場面でどう考え、どんな応援しているのかちゃんと想像しながら中継ができるアドバンテージはあると思う」。23日のDeNA-中日戦で今季初実況を務める。