日本ハム堀が好救援で今季初勝利 火消しで成長実感

西武対日本ハム 5回途中登板の堀(撮影・黒川智章)

<西武2-12日本ハム>◇21日◇メットライフドーム

日本ハム堀瑞輝投手が好救援で今季初勝利を挙げた。

出番は2点リードの5回2死一、二塁。「こういう場面で出番がありそうということは、想定できていました」。好調の西武栗山から空振り三振。続く6回も3者凡退で、わずか9球で4つのアウトを奪った。「きっちりと火消しができたところは成長した点かなと思います。(白星は)みんなの力ですし、たまたまですけれど、うれしいです」とほほ笑んだ。

20日の玉井に続き、回またぎのリリーバーに白星が付いた。栗山監督は開幕にあたり、ブルペン陣に「1人がチームのために、チームが1人のために。そういうものは大切にしながら、やっていきたい」という話をしたという。

準備期間が短かった分、先発がある程度の球数を投げられるようになるまでは、中継ぎ陣の力がより必要とする戦いが続く。堀は「どんな場面でも任せてもらえるように信頼を積み上げていきたい」と頼もしく話した。