西武山川1号も空砲「粘り強く攻撃はした」辻監督

西武対ソフトバンク 1回裏西武1死一、二塁、右中間に3点本塁打を放つ山川(撮影・河田真司)

<西武6-9ソフトバンク>◇24日◇メットライフドーム

西武山川穂高内野手の今季1号が、空砲となった。4点を追う1回1死一、二塁でバックスクリーン右へ運ぶ3ランを放った。

今季初アーチでどすこいパフォーマンスを披露。3回にも一時同点となる犠飛を放った。しかし3点を追う9回2死一、二塁の同点のチャンスで遊ゴロに打ち取られ「何もないです。また明日頑張ります」と、4打点の活躍にもチームは敗れ、淡々と気持ちを切り替えた。

6連戦2戦目を落としてチームは借金1を背負ったものの、4番の1発を指揮官は前向きに捉えた。辻監督は「3ランが出たところで、いけるとみんながそういう気持ちになった。追いついて逆転してと、本当に粘り強く攻撃はしたんだけど。後ろにいけばソフトバンクのピッチャーも強いというところで、1点で踏ん張っとけば良かった。最終回だってもっと面白いシチュエーションになった」と、投手陣の踏ん張りに期待した。