広島大瀬良…開幕投手2度目登板を分析

26日中日戦に先発した広島大瀬良の全球配球図。 ○=直球、◁=スライダー、△=カーブ、▽=フォーク、シンカー、□=チェッジアップ、▷=シュート、◇=カットボール。赤の◇はアウトを奪ったカットボール。縁が太い◇は出塁を許したもの

6連戦のまっただ中、12球団の開幕投手が今季2度目の先発マウンドに立った。現在の日本球界で最も投球偏差値の高い面々は、どんな筋書きを描いたのか。全球チャートで追跡する。

※配球図は全て投手から見たもの

◇   ◇   ◇

<中日1-4広島>26日◇ナゴヤドーム

◆広島大瀬良のカットボール 抜群のキレを誇った。27のアウトのうち、11個をカットボールで記録した。ストライクゾーンから外れた球でも中日打線に手を出させ、決め球だけでなく、カウント球としても有効だった。9回にカットボールを2安打され、対応されかけたが、最後のアウトもカットボールで奪った。