阪神開幕3カード連続負け越し、最下位の98年以来

DeNA対阪神 1回裏DeNA2死二塁、宮崎に中越え勝ち越し適時二塁打を許した中田は険しい表情で打球を見る(撮影・浅見桂子)

<DeNA9-1阪神>◇28日◇横浜

阪神は再び打線が沈黙し、22年ぶりとなる開幕3カード連続負け越しを喫した。

ソフトバンクから移籍してきた先発中田賢一投手(38)が虎デビュー戦で4回3失点。1点先制直後の1回裏にいきなり3失点する苦しい内容で、今季初黒星となった。

打線は1回表に3番糸井の適時打で幸先よく先制したが、2回以降はゼロ行進。前日27日DeNA戦で劇的な決勝逆転3ランを放った新助っ人ジェリー・サンズ外野手(32)も4打数無安打と抑え込まれた。

結局、打線は5安打1得点。中継ぎ陣も打ち込まれ、これで開幕9試合を終えて借金5の単独最下位。開幕から3カード連続負け越しは、最下位に沈んだ98年の吉田義男監督時代以来の屈辱だ。