広島長野「誠也につなぐ気持ちで」先制2点二塁打

ヤクルト対広島 3回表広島無死二、三塁、2点適時二塁打を放つ長野(撮影・狩俣裕三)

<ヤクルト9-5広島>2日◇神宮

広島の長野久義外野手(35)が今季初のスタメン起用に応える先制2点適時二塁打を放った。「3番中堅」で先発。3回にピレラ、安部の連打で無死二、三塁としたチャンスで、イノーアの真ん中低めツーシームをたたいた。打球は高いバウンドで三塁村上の頭上を越えて左翼線へ運ばれ、走者を一掃した。

「安部ちゃんがヒットでチャンスを作ってくれたので、誠也につなぐ気持ちでいきました。先制点につながって良かったです」。4番鈴木誠、会沢もタイムリーを放ち、この回一挙4点を先取した。