ヤクルト山田哲人が8試合ぶり打点「コンパクトに」

プロ野球中日対ヤクルト 4回表ヤクルト2死二、三塁、右前2点適時打を放った山田(撮影・森本幸一)

<中日5-5ヤクルト>◇8日◇ナゴヤドーム

ヤクルトが2度、勝負をふりだしに戻した。

まずは先発ガブリエル・イノーア投手が3失点した直後の2回だ。連打と四球で無死満塁とし、アルシデス・エスコバー内野手の中前適時打で1点。なおも満塁から嶋基宏捕手が押し出し四球を選び、イノーアの中犠飛で3点をかえした。エスコバーは「打ったのはスライダー。チャンスだったのでランナーをかえす意識でコンパクトに打つことを心掛けました」とコメント。

さらに2点を勝ち越された直後の4回。2死二、三塁から山田哲人内野手の右前2点打で、嶋と川端慎吾内野手をホームに迎え入れた。山田哲は満塁本塁打を放った6月27日以来、8試合ぶりの打点で「打ったのはストレートです。コンパクトに打つことができましたし、ランナーをかえすことができて良かったです」と話した。