広島大瀬良が粘投7回1失点 3勝目権利持って降板

中日対広島 広島先発の大瀬良(撮影・森本幸一)

<中日3-2広島>◇10日◇ナゴヤドーム

広島大瀬良大地投手(29)が7回5安打1失点と粘投し、今季3勝目の権利を持って降板した。

序盤からカットボール、スライダー、フォーク、シュートと満遍なく変化球を交えながら、この日最速150キロの直球を要所で決めた。

1点リードの5回1死二塁で8番木下拓に同点適時打を献上。再び1点リードで迎えた7回にも2死満塁のピンチを招いたが、代打福田を右飛に打ち取った。

前回4日阪神戦は4回5失点で今季初黒星を喫していた。中5日で燃えていた一戦。中日大野雄と投げ合いを演じ、107球でマウンドを下りた。