<ミライボール革命~プロ野球の新様式を考える>
まるで選手が目の前にいるかのような臨場感だ。株式会社ファイターズスポーツ&エンターテイメントと電通が14日、日本ハム-ロッテ1回戦(札幌ドーム)で行った初の試み、ロボットを活用したリモート観戦「Future Box Seat β」。その実証実験に触れ体験してみた。
新型コロナウイルス感染拡大という社会情勢の中、4月中旬から開発された同ロボット。1体で最大1000人の視聴が可能で、遠隔操作によってロボットの頭についたカメラを360度自由に動かしたり、ズームイン・アウトができるほか、選手に拍手を送ることもできる。
試合中、実際にスタンド席から三塁側カメラ席に置かれたロボットへ遠隔操作を使って体験。マウンド上の投手の躍動ぶりやベンチの様子など、グラウンドレベルで観戦しているかのような感覚で楽しむことができた。
試験段階の今は画質の粗さなど課題もあるが、来年春の実用化に向けて機能拡張など改善をしていく予定。また、23年に北海道北広島市に新規開業予定の新球場での活用も検討されている。コアな野球ファンにとっては、たまらない新たな観戦スタイルになるかもしれない。【山崎純一】