阪神サンズ3番起用応える先制打「頼もしい」監督

阪神対中日 トラッキー人形を手に笑顔でガッツポーズするサンズ(撮影・前田充)

<阪神11-3中日>◇19日◇甲子園

阪神ジェリー・サンズ外野手は2日ぶりの3番起用に先制打で応えた。1回裏は無死一、二塁で梅津と対決。フルカウントからの8球目、低めフォークを左前に運んだ。「前の2人のチームメートがいい仕事をしてくれた。それに続こうと思っていたんだ」。打線を勢いづかせ、この回3得点を呼び込んだ。

主砲ボーアが右臀部(でんぶ)の張りで欠場した一戦。「ボーアが出られないのはもちろん残念だったけど、自分のやることは変わらない。自分の仕事をすることを心掛けた」。同点とされた直後の4回裏1死満塁、今度は2番手藤嶋から押し出し四球を選び、決勝点をもぎ取る。8回にも二塁打を放ち、大勝の1日を気持ちよく締めくくった。

この日もモーガン夫人と2人の息子にグラウンドから手を振った。3日ぶりのお立ち台で2個目のトラッキー人形をゲット。「子供たちは今、1日ごとに交代して1つしかないトラッキー人形と一緒に寝ているんだ。これでケンカしなくて済むね」と満面の笑みだ。

矢野監督は「サンズの持ち味はしぶとさとかそういうところだと思う。それがだいぶ出てくるようになった。頼もしく思っています」と納得顔。ボーアの状態が心配される中、好調サンズの存在価値がグングン高まっている。【佐井陽介】