日本ハム杉谷拳士内野手(29)が20日、チームと自身のグッズ売り上げの巻き返しを誓った。6日から受注販売された自身プロデュースのTシャツだが、売り上げは同時発売された金子弌大投手(36)のTシャツの約1/3にとどまった。それでも、21日から人気の金子Tシャツとともに再販が決定。21日からのソフトバンク6連戦(ペイペイドーム)でも勝利に貢献してチームの上位浮上とTシャツ売上数の逆転を目指す。
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杉谷の魂は、いつだって燃えている。19日ロッテ戦(札幌ドーム)ではスタメン抜てきに応える2安打2打点の活躍。勝利に貢献した裏には、発奮材料もあった。「今日(19日)のタイムリーでビーストTシャツに心ひかれている人が、たくさんいるんじゃないですか? 間違いないでしょ」。6日から受注販売された自身のプロデュースTシャツの売上数が、エネルギーを増幅させていた。
好評だったTシャツだが、同時発売された金子デザインのTシャツとは売れ行きの勢いが違った。19日時点で金子のが715枚に対して、杉谷は257枚。販売数は3倍弱の差をつけられた。「製作段階の時点で正直、金子さんの方が上回るんだろうなという気持ちはありましたよ。ただ、3倍も差をつけられるとは思っていなかったので…。いや、でもね、第2弾は本当に期待したいところ」と不敵な笑みを浮かべた。そう、両グッズは21日からオフィシャルオンラインストアで再受注販売が決定した。
リベンジするには、グラウンドでのアピールも必要だ。19日の試合後はヒーローインタビューを受ける気満々だったが、ルーキー河野がプロ初勝利。「ヒーローインタビューでビーストTシャツを着ようと思っていたんですけど、さすがに河野の初勝利なので…我慢しました」。先輩として、個人の感情は抑えたが、投手と違って野手は日々、ヒーローインタビューのチャンスが巡る。「活躍度合いで皆さんの気持ちが揺れると思うので、必死に頑張りたい」と鼻息を荒くした。
杉谷の活躍は、チームの勝利にもつながる。栗山監督も「私にとってはスペシャルウエポンなので」とスタメンでも途中出場でも力を発揮できる特別な存在と認める元気印。2位ソフトバンクとの6連戦でも、勝つために必要な存在だ。「何とか追いつきたい!そんな思いでいっぱいです」。気合十分の杉谷がチームも、Tシャツの売り上げも上昇気流に乗せてくれる、はずだ。