広島ピレラ、藤浪から逆転満塁弾「最高の結果」

阪神対広島 6回表広島2死満塁、ピレラ(中央)は右越え満塁本塁打を放ち森下(左)とエアタッチを交わす(撮影・上山淳一)

<阪神2-4広島>23日◇甲子園

広島ホセ・ピレラ外野手(30)が6回に逆転の4号満塁弾を右翼ポール際に運んだ。

阪神先発藤浪に5回まで2安打に抑えられていた。2点を追う6回に安打と2四球で2死満塁とし、6番に入ったピレラが外角154キロを強振。高々と上がった飛球は右翼ポール際のスタンド最前列に吸い込まれた。「前の打席で少し詰まっていたので、速いストレートに合わせて打ちにいきました。(広島先発の)森下も頑張っているので何とかしたかった。最高の結果になったね」。一振りで試合の流れをひっくり返した。