阪神藤浪が満塁被弾…連勝止まるも藤川、ボーア光明

阪神対広島 6回表広島2死満塁、ピレラに右越え逆転満塁本塁打を浴び悔しそうな表情を見せる藤浪(撮影・上田博志)

<阪神2-4広島>◇23日◇甲子園

阪神が広島に敗れ、引き分けをはさみ続けていた連勝が5でストップ。広島3連戦は1勝1敗1分けとなり、6連続カード勝ち越しも逃した。

藤浪晋太郎投手(26)が今季初登板初先発。1回に大山悠輔内野手(25)が6号2ランで先制点をプレゼント。藤浪も苦戦しながら5回までは無失点に抑えていたが、6回に2死満塁のピンチを迎え、ピレラに逆転満塁本塁打を浴びた。7回途中4失点で降板し、今季初黒星を喫した。

8回には、この日1軍復帰した藤川球児投手が3番手で登板。21日に40歳になってからの初登板を1回無失点で終えた。7回には右臀部(でんぶ)の張りでベンチ外が続いていたジャスティン・ボーア内野手(32)が、4試合ぶりに復帰し代打で四球を選ぶなど、戦列を離れていた選手が戻ってきたのは敗戦の中の光明だった。