楽天3連敗、首位から陥落 三木監督「みんなで」

楽天対オリックス 8回表、交代を告げられベンチへ引き揚げた楽天則本昂は悔しげな表情でグラウンドを見つめる(撮影・滝沢徹郎)

<楽天2-6オリックス>◇24日◇楽天生命パーク

楽天が引き分けを挟み今季最長で2度目の3連敗。ソフトバンクに抜かれ、3週間ぶりに2位へ転落した。

先発のエース則本昂が初回に先制点を許し、5、7回に追加点を奪われた。打線はオリックス先発榊原を捉えきれない。7回にロメロがソロを放ったが、その裏の8回に則本昂がオリックス・ロドリゲスに2点適時二塁打を打たれ、8回途中10安打6失点でマウンドを降りた。

8回裏2死の場面で雨のため24分間中断中、三木監督を中心に選手、コーチらが集まり、ミーティングを行った。指揮官は「流れが非常に重たいというか悪くてチームは苦しんですけども、まだまだ勝負はこれからですし、この試合に限ってもまだ終わってませんし、ファンの方がスタンドで雨にぬれながら見守ってくれて応援してくれているわけなので、僕たちにできることは最後まで諦めずにしっかり戦う、まだ終わっていない、勝つために何ができるのかというところ」と内容を明かし「防げる進塁、防げる失点。防げるミスにみんなで取り組んでいかないとダメ。こういう時こそ、きびきびと、はつらつとプレーすることが大事。もちろんプロなので技術的なことも必要ですけども、まずは相手と戦ってしっかり勝負するところを徹底したい」と前を向いた。