与田監督が執念のリクエスト成功 苦手マツダで白星

広島対中日 8回表中日2死一塁、本塁を狙った大島の判定に対しリクエストを要求する与田監督(撮影・加藤孝規)

<広島2-3中日>◇28日◇マツダスタジアム

中日与田剛監督が執念のリクエストを成功させた。8回2死一塁でビシエドが右翼線二塁打を放ち、走者大島が本塁でクロスプレー。アウトの判定にリプレー検証の結果、判定が覆った。

「大島もタイミングはアウトだったが、いいスライディングをしてくれた。微妙だったがうまく(タッチを)かいくぐった」。

A・マルティネスの勝ち越し打につながり、チームは昨季2勝10敗と苦手にしたマツダスタジアム初戦で白星発進した。

▽中日ビシエド(8回に同点適時二塁打)「しっかりボールを捉えられた。大島さんのいいランニングのおかげだね」

▽中日大島(8回のリプレー検証で判定がセーフに覆り同点生還)「何とかセーフになれて良かったです」