ヤクルト20失点から一変 投手踏ん張り連敗止まる

ヤクルト対阪神 6回表阪神2死満塁、糸井を空振り三振に仕留め、ベンチに迎えられる長谷川(右)(撮影・狩俣裕三)

<ヤクルト3-1阪神>◇28日◇神宮

ヤクルトは20失点を喫した前日から一変し、投手陣が踏ん張って連敗を2で止めた。

先発原は初回に1点を許したが「泥臭く投げれば野手はひっくり返してくれる。最後まで弱気にならず、四球を出しても投げ切ってやろうと思った」とキレのある直球を中心に、5回1失点で2勝目。

救援陣も無失点で切り抜け、セ・リーグでは唯一、3連敗していない粘り強さを発揮した。

▽ヤクルト長谷川(6回1死満塁のピンチを無失点)「すごく緊張したが、相手に流れを持っていかないことと、流れを引き寄せようと思って投げた。自信になった」