日本ハム渡辺が決勝打「結果を残せたのでよかった」

日本ハム対オリックス 6回裏日本ハム2死満塁、渡辺は先制となる左前適時打を放つ(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム3-1オリックス>◇1日◇札幌ドーム

“直球破壊王子”の異名を持つ日本ハム渡辺諒内野手が均衡を破る値千金の決勝打を放った。

0-0で迎えた6回2死満塁のチャンスに、先発左腕田嶋の5球目147キロ直球を左前へ先制打。「(先発バーヘイゲンを)しっかり援護したいなという思いで打席に立って、いい結果を残せたのでよかった」。直球打ちの得意な男が、勝負どころでしっかりと結果を残し、勝利をもたらした。

◆日本ハム渡辺の今季安打別球種 全29安打のうちストレート系(ツーシーム含む)が19安打。7月18日ロッテ戦、翌19日同戦で放った2試合連続本塁打も、どちらも直球だった。一方で、割合でいえば34%と少ない変化球だが、相手が山崎福と東明だった7月30日オリックス戦は、すべて変化球をはじき返して3安打している。