復調気配の阪神大山が適時三塁打「集中して打った」

プロ野球広島対阪神8回戦 3回表阪神2死三塁、大山悠輔は勝ち越し左三塁打を放つ(撮影・加藤孝規)

<広島1-5阪神>◇9日◇マツダスタジアム

阪神大山悠輔内野手(25)が勝ち越しとなる適時三塁打を放った。

1-1の3回2死三塁、先発遠藤の外角114キロカーブを左翼に打ち返した。鋭い当たりに左翼長野が前進してチャージするも、捕球できず。打球が後方へ転々とする間に、大山は一気に三塁まで到達した。第1打席の二塁打に続く、2打席連続の長打となった。

「ランナーをかえすことに集中して打ちました。勝ち越すことができて良かったです」

前日8日の同カードでは、試合前練習で矢野監督ら首脳陣から直接の打撃指導を受けた。そして第1打席で、15打席ぶりの安打となる9号ソロを放っていた。復調気配を見せていた4番が、2試合連続打点で指揮官の期待に応えた。