藤浪ここ4戦で一番状態悪い/中西清起ライブ解説

阪神対広島 3回表広島無死一塁、松山を遊ゴロ併殺も三塁走者が生還し失点する藤浪(撮影・清水貴仁)

<阪神0-6広島>◇14日◇京セラドーム大阪

阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論しています。3回は先頭長野への四球と鈴木誠の中前打後、松山の併殺打の間に1点を失いました。

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長野に与えた四球のラストボールはとんでもないすっぽ抜け。過去3試合、このようなボールはなかった。鈴木誠には中前に落とされたけど、真っすぐがシュート回転している分、甘くなって、あそこまで運ばれて落ちる。球威があれば内野フライのコースだ。何球か縦振りのいい球もあるけど全体的に横振りのまま。「どうしたんだ、藤浪」という感じだ。今季4試合目の先発だが、一番状態はよくない。