巨人またロドリゲス打てず「粘り強く放られた」監督

巨人対中日 試合に敗れベンチ裏へ引き揚げる巨人原監督(左)(撮影・滝沢徹郎)

<巨人4-7中日>◇15日◇東京ドーム

巨人は天敵ロドリゲスに7回1得点に封じられ、連勝が3でストップした。150キロを超えるボールが打者の手元で動き、前回対戦の9日は7回1死まで無安打に抑えられた。4回無死満塁は1点止まり、5回は1死三塁を生かせず、原監督は「やっぱり4回、5回の攻撃。チャンスはありましたけど、粘り強く放られた」と受け止めた。

4回は1点返した直後の1死満塁で先発田口に代打田中俊を送ったが空振り三振。田口は第1打席で中前打を放つなど打率4割で、指揮官は「追い上げムードだったので代えましたけど(田口なら)センター前打ってたかもしれないね。俊太は30センチぐらい離れて空振りしてた。勝負がどう転ぶかは何年監督やっていても、どうだったかなと感じるところ」と言った。2度得点圏で凡退した4番岡本の8月の月間打率は1割7分まで下がり「本人も必死。明日からまた変わるでしょう。本人が超えていかないと」と復調を待っている。