広島大瀬良、打球直撃で続投も精彩欠き5失点降板

阪神対広島 5回5失点で降板する大瀬良大地(撮影・上田博志)

<阪神10-2広島>◇15日◇京セラドーム大阪

広島大瀬良大地投手(29)が5回8安打5失点(自責点4)で降板した。

初回に糸井に右中間を破られる三塁打を浴びると、1死三塁からサンズの打球は、大瀬良の左すね付近を直撃する先制タイムリーに。思わぬアクシデントでベンチをヒヤリとさせたが、続投を決断。2死後にはボーアに中前適時打を浴び、あっさりと2点目を奪われた。

3回にも1点を失い、5回にはボーアに3打席連続適時打を浴びるなど、さらに2失点。逆球を痛打される場面が目立ち、終始精彩を欠いた投球で、先発の役割を果たすことができなかった。