オリックス最速30敗 19日にも自力V消滅

ソフトバンク対オリックス ベンチで腕組みをして試合を見つめる西村徳文監督(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク6-2オリックス>◇16日◇ペイペイドーム

オリックスは投打がかみ合わず、12球団最速の30敗を喫した。

先発アルバースが今季最短の2回4失点で降板。打線も先発石川に7四死球をもらいながら決定打を欠き、2点にとどまった。西村監督は「これだけ負けているので、連勝しないと借金は減っていかない」と厳しい表情。借金は再び今季ワーストタイの14で最下位に沈み、最短19日にも自力優勝の可能性が消滅する。「次、ホームに帰って火曜日からやるしかない」。指揮官は言葉を絞り出し、18日から京セラドーム大阪で戦う5位西武との6連戦で巻き返しを誓った。