メルセデス涙の降板に宮本コーチ涙「上半身の不良」

巨人対阪神 1回表阪神1死一、二塁、大山の打席を前にメルセデス(中央)のもとへナインが集まる(撮影・河野匠)

<巨人8-0阪神>◇19日◇東京ドーム

巨人宮本和知投手チーフコーチは、先発クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手の2回降板について「上半身(左ひじ)のコンディション不良のため大事を取って早めに交代させました」と説明した。

メルセデスは、2回を投げ終わった後のベンチで左肘付近を気にするそぶりを見せ、目に涙を浮かべながら宮本コーチと話し合った。同コーチは助っ人左腕を抱き寄せ、目に涙を浮かべながら交代を決めた。「残ったリリーフ陣で何とか頑張ります」と3回からは田中豊をマウンドに送った。

メルセデスはその後、登録抹消されることが決まった。