<阪神5-1中日>◇25日◇甲子園
阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手(32)が、41日ぶりの甲子園弾で節目の今季10号を放った。2点リードの6回1死一塁。中日の先発小笠原の初球、外角高め139キロ直球を弾丸ライナーで右中間席に突き刺した。3試合ぶりのダメ押し2ランで試合を決めた。
「久しぶりに甲子園に帰ってきて、地元ファンの前でプレーできるのが心地よくて、すごくうれしかった。ファンが求めているのはホームランだと思うから、その期待に応えることができて良かったよ。ファイアボール!」
甲子園を5カード離れた長期ロード明けの一戦で、7月15日ヤクルト戦以来となる本拠地弾。同じく新助っ人のサンズが「ハッピーハンズ」で売り出し中だが、B砲も負けじと代名詞「ファイアボール」ポーズを一塁側ベンチ前でやや小ぶりに披露した。矢野監督は初球を捉えた積極性に「振るということが怖さにつながると思う。価値のある本塁打を打ってくれた」と評価した。
打線のカギの握る主砲は、さらなる攻撃の活性化を予言した。「本当に絶好調という感じにはなっていないと思うし、逆に言うとまだまだいい打線になれる力を秘めていると思う」。帰ってきた甲子園のパワーを背に、ボーアが猛虎打線を鼓舞していく。【奥田隼人】
▼ボーアが2桁本塁打に到達した。阪神の左打ち外国人では、12年ブラゼル12本塁打以来。ブラゼルは08年は西武に所属し、09年シーズン途中に加入して12年まで4年連続2桁本塁打。来日1年目の左打ち助っ人に限ると、01年クルーズ14本塁打以来19年ぶり。