阪神梅野が適時二塁打、天敵の広島森下から1点奪う

広島対阪神 5回表阪神1死一塁、梅野は左線に適時二塁打を放つ(撮影・加藤哉)

<広島4-3阪神>◇28日◇マツダスタジアム

阪神梅野隆太郎捕手(29)が天敵の広島森下から反撃の適時二塁打を放った。

0-3の5回1死一塁。カウント1-2で森下の内角低め146キロ直球を左へ引っ張った。打球は三塁手の頭を超え、さらに左翼手ピレラが打球処理にもたつく間に一塁走者の大山が一気に生還。女房役の梅野がエース西勇に援護点を呼んだ。「とにかく追いつくしかないですし、相手も良い投手なので、後ろにつなぐ気持ちでコンパクトにスイングすることを意識していました。まだ負けているので、早く追いつけるように頑張ります」。

広島のドラ1右腕森下には、14日にも2安打完封負けを喫するなど、今季試合前まで3戦3敗と苦手としている。