阪神2年目小幡、絶妙セーフティースクイズで初打点

広島対阪神 2回表阪神1死一、三塁、小幡は一塁線へ適時内野安打を放つ(撮影・加藤哉)

<広島5-6阪神>◇29日◇マツダスタジアム

高卒2年目の阪神小幡竜平内野手(19)が、絶妙セーフティースクイズでプロ初打点を挙げた。

0-0の2回、7番梅野の一ゴロで先制に成功(記録は野選)。なおも1死一、三塁の好機で8番小幡は初球に仕掛けた。先発大瀬良の投球と同時にバットを寝かせ、一塁線にセーフティースクイズ。三走大山を返して、プロ初打点となった。さらには打球を処理した一塁手松山が一塁に悪送球する間に一走梅野も生還。小幡も一気に三塁まで到達し、ラッキーボーイのバットがこの回の3点先制に大きく貢献した。

「いい所に転がすことができましたし、(打球が)切れなくてホッとしました。1点で終わらずに、追加点を取ることができて良かったです。次の打席も頑張ります」

売り出し中の小幡は26日中日戦(甲子園)のプロ初スタメンから4試合連続の先発出場。指揮官の期待に絶妙な小技で応えた。