同大4番田村V打「狙い通り」腰椎分離症から復活

近大対同大 8回裏同大1死二、三塁、田村健磨は中前勝ち越し2点適時打を放つ(撮影・岩下翔太)

<関西学生野球:同大3-2近大>◇5日◇第1節第1日◇わかさスタジアム京都

同大は4番田村健磨外野手(2年=桐光学園)が、決勝の2点適時打を放ち、近大に先勝した。同点の8回1死二、三塁。「外角を狙って強くたたこうとした。狙い通り」としぶとく中前へはじき返した。

確実性と勝負強さを買われ、中止となった春季リーグから4番に起用される予定だった。だが3月に腰椎分離症で離脱し、この秋に合わせてきた。「この1勝で満足せず、全勝で優勝を狙いたい」。2年生4番が11年秋以来の優勝へ引っ張る。