中日が観客上限を1万人に増員へ、19日阪神戦から

ナゴヤドーム(2020年4月4日撮影)

中日加藤宏幸球団代表(61)が12日、遠征先の横浜スタジアムで、19日阪神戦(ナゴヤドーム)から、1万人程度までの入場増員に踏み切る可能性を示した。

同代表は「月曜日(14日)に営業サイドと話し合って決める。いきなり50%(約1万8000人)にするのは難しい。9月は25%から30%くらいで検討する。入退場で密ができる。時差退場などを考えながら、県や交通局などと打ち合わせもしないといけない」と話した。11日、政府が大規模イベント入場緩和方針を発表。この日、12球団臨時実行委員会が開かれ、19日からの入場制限緩和に従い、中日も早急に対応を決める格好だ。

すでに9月にナゴヤドームで開催する18日からの阪神3連戦、21日からのヤクルト3連戦は上限5000人で販売中。追加分の販売方法などを営業サイドと詰め、入退場時の球場への動線、地下鉄、バスなどの公共交通機関の増便対応なども同時に打ち合わせを行っていく。早ければ14日には、9月中の2カードの追加販売方法などが発表される。