藤浪4回途中5失点で今後は?矢野監督「考えます」

阪神対広島 4回表広島1死満塁、降板となった藤浪晋太郎はベンチでがっくり(撮影・岩下翔太)

<阪神7-6広島>◇13日◇甲子園

阪神藤浪晋太郎投手(26)は4回途中を5失点と苦しみ、1235日ぶりの甲子園白星を逃した。

1回1死一、二塁から4番鈴木誠に直球を狙い打たれ、先制の左越え3ランを献上。2、3回は持ち直したが、2点リードをもらった4回に2安打1四球で1死満塁とされたところで降板した。

前回5日巨人戦は5回途中で降板し、球団ワーストの1試合11失点と大炎上。今回は先発ローテ生き残りへ、背水のマウンドだった。17年4月27日DeNA戦以来の甲子園白星を目指したが、相性が悪い広島打線にまたも苦戦した。

これで今季は8試合登板で1勝5敗、防御率5・87。3戦連続で5回未満の降板を余儀なくされている。

矢野燿大監督は試合後、藤浪の今後については「今すぐちょっと答えは出ないけど、考えます」と話すにとどめた。

▽阪神福原投手コーチ(藤浪について) 球の強さはありましたが、ボールが高い分、甘く入ると長打につながりやすい。ボールの高さが大事になってきますね。2回以降はスライダーを低めに頑張って投げてくれていた。立ち上がりからボールの高さを頑張れていたら良かったかなと思います。(次回は)考えます。