阪神近本2発などで快勝 東京D連敗8でストップ

巨人対阪神 1回表阪神無死、先制の右越え本塁打を放ちナインとエアタッチする近本(左)(撮影・加藤哉)

<巨人0-11阪神>◇17日◇東京ドーム

阪神が開幕から続く東京ドームの連敗を「8」でストップした。初回から1番近本光司外野手(25)が、先頭打者初球本塁打を放つと、6回の4打席でも右越えソロ。今カード3戦4発の活躍でチームを勝利に導いた。中5日で登板したエース西勇輝投手(29)も自身初の2試合連続完封勝ちで7勝目を挙げた。

阪神は前日16日の巨人戦に敗れ、88年の同球場開場後最長の12年8連敗(2分け挟む)のワースト記録に並んでいたが、不名誉記録の更新を目前で止めた。9回にも4得点を加え、14安打11得点。今季苦しんだ東京ドームでのうっぷんを晴らすように打ちまくった。首位巨人との差は10・5ゲーム差となった。