西武榎田の弟、日本新薬・榎田宏樹投手の粘投実らず

日本新薬対大阪ガス 日本新薬先発の榎田宏樹(撮影・岩下翔太)

<都市対抗野球:大阪ガス2-0日本新薬>◇17日◇近畿地区第2次予選第3代表決定戦◇わかさスタジアム京都

西武榎田の弟で在籍10年目の日本新薬・榎田宏樹投手(31=日本文理大)が、6回1失点と粘投したが実らなかった。

「打者の狙う球と違う球を投げて裏をかけた」と巧みな投球術で5回まで無失点。だが0-0の6回1死三塁、犠飛で許した1点が決勝点になった。今年1月、新監督に松村聡氏(46)が就任。「(監督も)プレッシャーを感じてるはず。残りの試合を勝って一安心すると思うので、そこだけを考えて投げたい」。第4代表決定戦に回る。