ヤマハ・ナテル粘投実らずも「次に向けて切り替え」

先発したヤマハ・ナテル

<都市対抗野球:ホンダ鈴鹿4-3ヤマハ>◇17日◇東海地区第2次予選1回戦◇愛知・岡崎市民球場◇

2年連続の都市対抗出場を目指すヤマハ(浜松市)は、ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)に3-4で敗れ、敗者復活トーナメントへ回ることになった。負ければ予選敗退が決まる次戦は20日、ジェイグループ(名古屋市)と対戦する。

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“開幕投手”を任されたフェリペ・ナテル投手(31)は、6回1失点。初回から5イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、粘りの投球で「できることはやれた」と手応えはつかんだ。今月上旬に初戦の先発を伝えられ、準備は万全。2回に失点したが、打線の奮起を信じ、最少失点を心がけた。チームは敗れたが「負けは負けで受け止めて、次に向けて切り替えていく」と前を向いていた。