燃えたぎる赤で宇佐見初猛打賞 新天地の再出発彩る

19年7月2日 自身の背番号「30」のユニホームが届き、笑顔の日本ハム宇佐見

<Fユニ歴史館>

紺と白と赤が基調となった北海道旗が限定ユニホームのコンセプトとなった「HOKKAIDO be AMBITIOUS」。同シリーズ3年目となった19年は赤がメインカラーだった。道民の不屈のエネルギーを表現。見ているだけで躍動感があり、赤く染まったスタンドも壮観な光景となった。

この限定ユニホームで、ニューカマーがあいさつ代わりの大活躍をした。19年7月2日西武戦(札幌ドーム)で3安打2打点をマークした宇佐見だ。試合の6日前に巨人から移籍したばかりで、2回に放った適時二塁打が移籍後初安打。猛打賞もプロ入り後初めてという大爆発だった。

移籍直後は背番号30のユニホームは未完成。実松2軍育成コーチ兼捕手のユニホームを借りて出場していたため、背番号30の自身のユニホームに袖を通した初日が、この日。新天地での再出発を彩ったのは、燃えたぎるような赤い限定ユニホームだった。