坂本が若松抜く160回目猛打賞「駒のよう」原監督

巨人対広島 8回裏巨人2死、二塁打を放ち代走を送られた坂本はガッツポーズでベンチに戻る(撮影・河野匠)

<巨人7-3広島>◇23日◇東京ドーム

巨人坂本勇人内野手が若松勉(ヤクルト)を抜き、セ・リーグ単独6位となる通算160度目の猛打賞を記録した。

3回に右翼へ16号ソロ、8回は右翼フェンス直撃の二塁打。逆方向へ強い打球を飛ばし、原監督が「はね返すコマのような形でね。駒同士がぶつかったら、バーンってはじけるじゃない。ああいう感じでボールに対してバットが出ているということですね」と現代版のベーゴマ“ベイブレード”のような打撃と評した。2000安打まで残り40試合で39。坂本は「1つの目標でもありますし、打てればいいなと思います」と地道に積み上げていく。