慶大1年広瀬がV弾「この舞台に立てることに感動」

東大対慶大 1回裏慶大1死一塁、広瀬は左越えに本塁打を放つ(撮影・柴田隆二)

<東京6大学野球:慶大3-0東大>◇第2週第1日◇26日◇神宮

慶大・広瀬隆太一塁手(1年=慶応)が初スタメン起用に応えた。

3番で出場。初回1死一塁で、最初の打席が回ってきた。東大・井沢の高めに浮いた131キロを強振。左越えに先制2ランを放った。「左飛と思ったけど、伸びてくれました。自分のスイングができたのでホームランになりました」と喜んだ。

堀井哲也監督(58)から先発を伝えられたのは、この日の朝だった。「開き直りました」と思い切ってプレーした。幼稚舎から慶応に通う。「小学生の時から、ずっと神宮で野球を見ていました。この舞台に立てることに感動があります」と打ち明けた。

堀井監督も「オープン戦で結果を出していた。思い切りのいい、らしいバッティングをしてくれと思っていましたが、よく打ってくれました」と喜んでいた。