東大敗戦も5回に見せ場「やれることを」石元意地打

慶大対東大 5回裏東大1死二、三塁、石元は中前に2点適時打を放つ(撮影・柴田隆二)

<東京6大学野球:慶大8-3東大>◇第2週第2日◇27日◇神宮

東大は敗戦の中、見せ場はつくった。0-4で迎えた5回だった。4安打を集中して3点を奪い、慶大を慌てさせた。

1死二、三塁から2点中前打した石元悠一三塁手(4年=桐朋)は「前のチャンス(3回2死二、三塁)をつぶしたんで次はものにしようと。狙ったまっすぐが来た」と話した。今季は「脱力」を意識して打席に入る。「実力以上はできないんで、やれることをやろうと」。目指すは連敗ストップだ。