阪神 育成の横山雄哉、石井将希投手を支配下登録

阪神横山雄哉(2020年3月24日撮影)

阪神は30日、育成契約の横山雄哉投手(26)と、石井将希投手(25)の2選手を支配下選手登録すると発表した。背番号は横山が「91」、石井が「93」。

横山は14年にドラフト1位で入団。通算3勝を挙げるも、18年に左肩の手術を受け、19年には育成契約を結んでいた。今季はウエスタン・リーグで主に先発として13試合に登板し、防御率3・26。

2年ぶりに支配下へと返り咲き「本当に1日1日を悔いなく、支配下になるためにやってこられた。2年間はあっという間でしたけど、こうやって戻れてよかったです。支配下になった以上、しっかり戦力として見られると思う。今まで以上にしっかり準備して、チームに勢いをつけられるような投球ができれば」とコメントした。

石井は17年育成ドラフト1位で入団。19年はウエスタン・リーグでチームトップの48試合に登板するなど、直球を武器に結果を残した。今季も救援で17試合に登板し、防御率は1・06と安定。現在、11試合連続無失点中。

阪神は今季、育成枠からの支配下登録は初で、支配下70人枠に到達した。

◆横山雄哉(よこやま・ゆうや)1994年(平6)2月21日生まれ、山形県出身。山形中央、社会人の新日鉄住金鹿島を経て14年ドラフト1位で阪神入団。16年5月4日の中日戦で7回無失点と好投し、プロ初勝利。18年に左肩の手術を受け、19年に育成契約を結んだ。今季はウエスタン・リーグで主に先発として13試合に登板し、2勝2敗、防御率3・26。183センチ、84キロ。左投げ左打ち。

◆石井将希(いしい・まさき)1995年(平7)7月12日生まれ、群馬県出身。桐生第一、上武大を経て17年育成ドラフト1位で阪神入団。19年はウエスタン・リーグでチームトップの48試合に登板。今季も同リーグでは救援で17試合に登板し、防御率1・06。180センチ、88キロ。左投げ左打ち。