感染拡大が収まらない。阪神は9月30日、新たに1軍チームスタッフ1人が新型コロナウイルス感染を調べる検査で陽性と判定されたと発表した。
浜地真澄投手(22)の感染から5選手を含めて陽性は9人目。1、2軍の監督、コーチ、選手、スタッフに濃厚接触者はいない。
球団によると、前日29日にも別の1軍チームスタッフ1人が感染したことを受け、この日に同部門に所属するスタッフ数人が兵庫・西宮市内で核酸増幅法による検査を実施した。新たに感染したスタッフは28日に遠征先の東京から帰宅し、29日は甲子園での中日戦に同行した。30日朝は無症状で昼に37度5分の発熱があり、自宅隔離している。このスタッフが使用した施設は消毒した。また、保健所に行動履歴と接触状況を報告し、濃厚接触者はいないと判定された。
球団は念のため、独自判断で、陰性と判定された同部門の残るスタッフ数人も自宅待機とした。この部門は甲子園での中日戦を「全員欠場」となり、補充のための2軍チームスタッフが試合前に駆けつけるバタバタ劇もあった。
感染が相次ぐ緊急事態を受け、球団は10月中旬に予定していた定期のPCR検査を前倒ししてこの日からスタートした。信本秀夫総務本部長(50)は甲子園で取材に応じ、「これ以上拡大しないことを願っていますし、拡大しないように最善を尽くしていきたい」と話し、1、2軍の一斉検査で感染拡大を食い止めたい考えだ。早ければ1日にも検査の結果が出る。