西本幸雄氏生誕100年「寡黙で冗談も」孫が始球式

セレモニアルピッチを終え、笑顔を見せる(左から)山田久志氏、西本幸雄氏の孫・大家正弘さん、加藤秀司氏、福本豊氏(撮影・岩下翔太)

<オリックス6-7西武>◇1日◇京セラドーム大阪

試合は「誇り高き闘将~西本幸雄メモリアルゲーム~」として開催された。

オリックス前身の阪急、近鉄を率いた故西本幸雄元監督の生誕100年を記念し、1967年に阪急で初優勝した10月1日に合わせ、監督、選手らは当時の復刻ユニホームを着用し元監督の背番号50をつけている。

試合前には西本氏の孫の大家正弘氏(38)がセレモニアルピッチを務め、「緊張しました。祖父は私から見ても偉大な人物。その記念すべき日にこういう場に立たせていただけるのは非常に光栄です」と感謝した。祖父との思い出を聞かれ、「野球の話はあまりしなくて、寡黙でたまに冗談を言う。でも、テレビは野球がずっとついてましたね。たまにキャッチボールをすると『腰が入ってないぞ』とか。姉の方が筋がいいと言われてましたね」と楽しそうに振り返った。