新潟コンマーシャル倶楽部が大敗、監督「やり直し」

伏木海陸運送対新潟コンマーシャル 0-2の5回を打者3人で切り抜け、チームメートとグータッチする塚野(右)

<都市対抗野球:伏木海陸運送8-0新潟コンマーシャル倶楽部>◇3日◇第2次予選北信越大会準決勝◇ハードオフ新潟

新潟コンマーシャル倶楽部は伏木海陸運送(高岡市)に0-8で大敗した。先発の塚野廉投手(29)は7回を投げ3安打3失点と粘投したが、124球の投球は勝利に結びつかなかった。2番手の小林駿投手(19)が2/3回を投げ4点を失うなど終盤に力尽きた。

7回まで7安打を放っていた打線は、あと1本が出ずに無得点。「フィニッシュの1本が出なかったので、またやり直し」と話した古川昇監督(46)は「とにかく企業(チーム)に勝つ、とやってきた」と話した。県勢3チームはこれで全部姿を消し、14年バイタルネット(新潟市)以来の都市対抗出場はならなかった。