高津監督は乱闘の詳細明かさず「常識だったり…」

ヤクルト対広島 8回裏ヤクルト1死一塁、青木宣親が死球を受けた後、一色触発となる両チーム。激しい口調で言い合う高津監督(後方)と佐々岡監督(撮影・狩俣裕三)

<ヤクルト2-13広島>◇3日◇神宮

ヤクルトと広島の両ベンチがヒートアップし、両軍が入り乱れる場面があった。0-13で迎えた8回裏1死、ヤクルト青木が広島菊池保から左足ふくらはぎに死球を受けた。その後、広島ベンチから「(死球を)もう1発」とやゆするようなやじが飛び、ヤクルトベンチが反応。両チームと両監督も飛び出し、一触即発に。ヤクルト側からは「もう1発はアカンやろ」という声も飛んだ。その後、警告試合となった。

試合後、高津臣吾監督は詳細について明かさなかったが「勝負の世界で、熱くなってプレーするのは当然のことだと思うし、じゃないとプロスポーツとして成り立っていかないと思う。それはしっかりとした常識だったり、いろんな作戦であったり、いろんな中でやっていかないといけないんだろうなと思っています」と話した。