小山・村山・江夏・高橋!阪神最多の巨人戦14K

阪神対巨人 力投する阪神先発の高橋(撮影・上田博志)

<阪神6-1巨人>◇5日◇甲子園

阪神先発の高橋遥人投手(24)がプロ初完投で自己最多のシーズン4勝目をマークした。

「素直にめちゃくちゃうれしいです。うまくリードしてもらった」。

▼阪神高橋がプロ初完投、初の無四死球をマークし、自己最多の14三振を奪った。9回終了試合で巨人から14奪三振以上は93年6月9日の伊藤智仁(ヤクルト=16個)以来。阪神投手の14奪三振以上は87年9月10日ヤクルト戦の猪俣隆(14個)以来になる。阪神投手の巨人戦14奪三振は最多タイ。延長戦を除くと、小山正明(58年6月10日)村山実(59年5月21日、60年4月16日)江夏豊(67年10月8日)以来4人目、5度目。なお80年4月19日には、江本が9回まで奪三振12、延長10回に2つを加え、計14三振を奪った例がある。