原監督「守りの意識ない」甥っ子菅野活躍の要因語る

巨人対DeNA 開幕13連勝、通算100勝をマークした巨人菅野智之は、原辰徳監督とグータッチ(撮影・たえ見朱実)

<巨人6-4DeNA>◇6日◇東京ドーム

巨人原辰徳監督(62)が、甥(おい)である菅野智之投手(30)の負けない強さの源を明かした。

6日のDeNA戦で、プロ野球史上初の開幕戦からの13連勝とプロ通算100勝を達成した。

「やっぱり、非常に頑健な体をまず持ち合わせているというところがね。昨年ややちょっと、崩すところもありましたけれども。それでもしっかりとイニング数を投げている。そこの部分がまず一番やっぱり彼の秀でているところだと思いますね。コンディションを整える、マウンドに上がる。それをきちっとやっているというところですね」。

腰痛に苦しんだ昨季も22試合に登板して11勝を挙げた。ルーキーイヤーの13年から、登板数は毎年20試合を超える。プロ1勝目から監督、選手としてともに歩み、プロ野球選手としての成長も感じ取っている。

「やっぱり探究心がありますよ。体づくり、トレーニング、メカニック、等々においてね、非常に探究心というものを常に持っている。守りの意識というものがないね。そこが素晴らしい野球人であるという風に思いますね」

プロ8年目、30歳の今季、菅野は腕から始動する投球フォームに変更した。揺るぎない実績を誇っていても、変化を恐れずに「探求」を続ける。伯父として見てきた、野球を始めた少年の頃からの姿勢かと問われると「そこまでさかのぼれないよ。その辺になると、僕は手前みそになるから」と笑った。

今は監督して、連勝を続けるエースを頼もしく見つめている。「本人は非常に緊張感も、適度な緊張感を持って、むしろそういうものを楽しんでいるとはいいませんけど、エネルギーに変えているという気がしますね」。

屈強な体と探求する心を源に、菅野は誰も成し遂げたことがない領域に足を踏み入れている。