宮本コーチ「先発競争で相乗効果を」3番手高橋6K

巨人対DeNA 巨人3番手で登板した高橋(撮影・山崎安昭)

<巨人3-6DeNA>◇7日◇東京ドーム

左肘痛で出遅れていた巨人高橋優貴投手(23)が、今季初登板を果たした。

2点を追う7回から3番手で登板し、2回2/3を投げ2安打1失点。最速は148キロをマークし6奪三振を奪った。「東京ドームで投げるのは昨年の日本シリーズ以来。緊張が大きかった。マウンドに上がってからは、たくさんのファンがスタンドを埋めてくれて久しぶりにいい気持ちを味合わせてくれた。皆さまに感謝したい」と笑顔を見せた。

奪三振ショーを繰り広げた。7回は1番からの好打順。「リリーフと言うことで先頭から自信のある球から投げていこう」。先頭の神里を126キロのスライダーで空振り三振に切ると、1死一塁ではオースティンから見逃し三振を奪った。イニングまたぎで上がった8回のマウンドでは、この日本塁打を放っているロペス、倉本から三振。9回のマウンドでも2三振を奪い、2死二塁の場面で降板した。後を受けたビエイラが適時打を浴び1点を失ったが、今後に期待を感じさせる投球だった。

ルーキーイヤーの昨季は5勝を挙げたが、背番号を26に変更した今季は開幕前3月のオープン戦で左肘痛を発症し離脱。リハビリ中、支えとなったのは家族の存在だった。昨年2歳上の一般女性と結婚し、今春キャンプ中の2月には第1子となる女の子が誕生した。リハビリを支えてくれたチームスタッフに感謝しつつ「家庭でも去年結婚して、今年子どもも生まれましたし、家に帰れば笑顔で迎えてくれる存在がいたから、こうやって帰ってこれた」と感謝した。

7月28日の3軍戦で実戦復帰を果たし、イースタン・リーグ公式戦で登板を重ね、6日に1軍に昇格。早速結果を残し「まずはマジックが点灯しています。自分もリーグ優勝に向かって貢献できたら思います」と力を込めた。宮本投手チーフコーチは「この時期に若い投手が出てくるのは喜ばしいこと。先発の競争という部分では、相乗効果を期待したいです」と今後の先発起用をにおわせた。